INTERVIEW

社員の1日

“ロジカルな効率化”と“現場の想い”をつなげて、
財務業務の変革をうみだせ

守家 彬

Akira MORIYA

経理・財務

財務部 税務・資金部門

2023年入社

INTRODUCTION

「ヒトも会社も”生きている”もの。」

2023年にキャリア採用としてNTT東日本へ転職した守家さん。前職では経理・財務業務を幅広く一人称で担っていました。NTT東日本へ転職し、現在はNTT東日本全体の経理・財務業務の最適化に関わる業務に取り組んでいます。その中でも、2026年7月にNTT東日本が地域子会社4社を統合した際には、NTT東日本の経理・財務業務の最適化に向けた一極集中プロジェクトを中心となって取組みました。その取組みには、単に効率性やロジカルさだけでなく、多くの組織の人たちの心を動かすことの難しさもありました。そんな「数字だけでは見えない生の思い」を感じながら、やりがいを持って日々挑戦しています。

今回は、キャリア採用や転職を検討している方に向けて、守家さんにとって特に印象深かった1日を通じて、NTT東日本における経理・財務業務の面白さや難しさ、そしてその魅力についてご紹介します。

これまでの経歴

電機メーカーおよび食品事業会社において、資金や決算をはじめとする財務・経理業務を幅広く経験し、広範囲な財務・経理分野における専門知識を身につけ、日本商工会議所簿記検定1級を保有。また、決算早期化プロジェクトに参画し、全社的な財務・経理業務スピード改善や負荷軽減に取り組み、多様な課題を解決しながらプロジェクトを推進した経験を持つ。2023年、NTT東日本に入社。

現在の主な業務

経理業務の標準化をミッションとする担当において、経理業務の標準化推進、業務運営体制の見直し等を実施している。NTTグループで共通的に使用しているシステムのNTT東日本グループ内における展開にも携わる。数字やロジックの中には表れない各組織の想いにも寄り添いながら、将来のNTT東日本の事業継続・推進するための業務の仕組み構築に向けて取り組んでいる。

経理・財務という仕事の集大成となった思い出深い1日

NTT東日本グループの財務・経理組織の変革

2026年7月1日、NTT東日本グループは歴史的な一歩を踏み出しました。
地域と密接にビジネスを推進することを目的に進化してきた地域子会社4社の機能をNTT東日本へ統合することとなったのです。1つの歴史が幕を閉じ、新たな一歩を踏み出した瞬間でした。

私が働くNTT東日本の財務部は、グループ全体のこの動きに並行して”NTT東日本全体の経理・財務業務を可能な限りスリム化したうえで一極集中する”というミッションを打ち立てました。
地域子会社がNTT東日本へ統合されるその日に向けて、業務プロセスの整理、それぞれの業務をどの組織で実施するかの差配、地域の経理・財務業務を支えてきた社員の配置転換等さまざまな課題に取り組むこととなったのです。

”ヒトも会社も生きているもの”

今振り返れば、この言葉とともに約1年間NTT東日本で駆け抜けたプロジェクトでした。
これだけの規模の改革となれば、時に膨大且つ複雑なタスクとなり、時にプロジェクトチームに厳しく襲い掛かったこともありました。その都度メンバーが一丸となって壁を乗り越える-この経験が自分自身もチームも成長させる大きなきっかけとなりました。

キャリア採用としてなぜNTT東日本でこのプロジェクトに取り組んだのか?

NTT東日本にキャリア採用として入社した2023年までは、製造業企業にて経理・財務のオペレーション業務に従事してきました。それぞれの資金調達、決済管理、与信管理、そして決算といった一般的な経理・財務を想起させる分野に携わり、それらの業務の品質向上や効率化を推進する”既存の業務をさらに磨き上げる”役割を担うことが多かったです。

そこで当時、決算早期化プロジェクトに参画し、「自分もゼロからイチを創る側の役割を担ってみたい」、「10年程度のキャリアを積んだ中で、自分自身が他の企業でどの程度通用するのか挑戦したい」という気持ちになったことがNTT東日本への転職を決断するきっかけとなりました。

自分自身はこれまでの経理・財務を中心としたキャリアの中でプロジェクトマネジメントの役割を中心的に担ったことがなかったにも関わらず、採用面接で伝えた私自身がチャレンジしたいことであった「ゼロからイチを作る側の役割を担う」という業務をNTT東日本への入社後に任せてもらえたことはとても嬉しかったです。同時にその期待に応えるために自分はこのプロジェクトにどのように貢献できるかと今まで以上に自律的に考えるようになったと、当時を振り返ってみるとそう感じました。

思い出深い1日から感じた「経理・財務」の面白さと難しさ

「NTT東日本が将来も輝く企業であり続けるため」の経理・財務の在り方

「NTT東日本全体の経理・財務業務を可能な限りスリム化し、そして一極集中する」ためにやらなければいけない最初の一歩は明白でした。まずはNTT東日本の各組織で担っていた経理・財務機能を1か所に集約することです。

これまでもお話ししたように、”ヒトも会社も生きているもの”です。
もしも自分自身が慣れ親しんだ経理・財務の職場がなくなると知った時、その職場の人たちは何を想うのか。地域の経理・財務業務が別のロケーションで生まれ変わることになる際に、これまでの専門的な業務ノウハウをどのように引き継ぐのか。
目の前の関係者が安心できるプロセス設計に比重を置きすぎると、将来のNTT東日本の事業継続・推進するための業務の仕組み構築との間で矛盾が生じてしまうこともあるため、ヒトも会社も双方生かすための正解を創り続けることに常に思考を巡らせてきました。

その考えをNTT東日本内の様々な部署の関係者にアウトプットとして打診し、それぞれのフィードバックを勘案した修正案のブラッシュアップ…を高速回転させる。そんな一見すると当たり前のことをプロジェクトメンバー全員で愚直に続けることで、一つ一つの課題を解決することができたと感じています。

NTT東日本と他企業とでの経理・財務の在り方の違い

私がNTT東日本に入社した際、当時の財務部長から「他社の組織運営や経理・財務業務の進め方を知っていることを期待している」と声を掛けていただきました。この言葉は今でも私の業務の軸となっています。

このプロジェクトを進めるにあたり、他社での経理・財務業務の経験を踏まえると参考になる取り組みや考え方が数多くありました。しかし、その方法がそのままNTT東日本に適用できるとは限りません。NTT東日本が培ってきた企業文化や業務特性を理解するプロパーメンバーと徹底的に議論を重ねることで、最適な解決策が見えてきます。その過程こそが、この会社でプロジェクトに携わる醍醐味だと感じています。

NTT東日本は非常に大きな組織であり、さまざまな立場や価値観を持つ人々が関わります。そのため、単純なロジックだけで物事を進めることはできません。新しい業務の進め方を受け入れてもらうためには、関係者の理解と納得感を丁寧に積み重ねていくことが重要です。

生きたヒト・会社だからこそ、プロジェクト推進の難しさに直面することもあります。しかし同時に、ヒトと会社の力によってその壁を乗り越えられる瞬間にも数多く立ち会ってきました。それが、NTT東日本で働く大きな魅力の一つだと感じています。

1日を通して見えたNTT東日本での次のチャレンジ

NTT東日本における経理・財務業務の社会的意義

NTT東日本は会社の成り立ちから見ても他の会社にはない特徴が多い企業です。
経理・財務業務領域でいえば、決算開示資料の作成に際してもNTT法等の特殊な法令に則った手続きを要するため、経理・財務業務に関する新たな知識や考え方を身に着けるチャンスが多いと考えています。

また、少子高齢化が進み働き手が少なくなる中でも、日本の通信インフラを支える企業として高い品質のサービス提供を維持し続けることが社会から求められます。
その中でNTT東日本全体を俯瞰して見ることも経理・財務に求められる重要な役割であり、後手を踏まない業務設計を社内から求められると思っています。

これまでに引き続き、NTT東日本を支える縁の下の力持ちとしての役割を担いつつ、急速に発展してきたクラウド・AI・DXなどといったテクノロジーを活用しながら変革を楽しむ組織であり続けたいと考えています。

経理・財務として描く次のアクション

今回のプロジェクトでいえば、NTT東日本全体に関わる大きなプロジェクトとして一連のプロセスを適切に伝承し、未来へと紡ぐことが大切だと考えています。

NTT東日本に限らずどのプロジェクトでも言えることかと思いますが、100%大成功のプロジェクトは存在しえないと私は考えています。上手くいった部分、課題が残っている部分といったプロジェクトの経験を可視化することまでを含めて、自分たちの使命です。この取組みは他メンバーへの伝承する目的を果たすためであると同時に、自分たちが次の経理・財務業務を進める上での道標となると考えています。

今回携わった”NTT東日本全体の経理・財務業務を可能な限りスリム化し、かつ一極集中する”というミッションの中で、仕組みを構築する役割を経験できたからこそ、これまでのキャリアで培ってきた”既存の経理・財務業務をさらに磨き上げる”役割を担う際にどのように立ち回るとさらに効果を上げられるかイメージが膨らんだ実感があります。

経理・財務業務領域の特性上、自ら主導して事業を開発したりする類の業務は多くないものの、NTT東日本の今までの当たり前を将来の当たり前にアップデートする取組みを私の立場なりに進めていければと考えています。

転職を考えている方々へ【NTT東日本での経理・財務とは】

どのような理由であれ、このサイトをご覧いただいている皆様は”何かを変えたい”という想いをお持ちなのだと思います。
私自身、「一度きりの人生をどのように生きたいか」と自問自答を繰り返す中で転職を決意し、NTT東日本と出会うことができました。
転職は人生における大きな決断の一つです。慎重に検討しつつ、ここだと思える場所に出会えた際には大胆に一歩を踏み出していただければと思います。

NTT東日本の経理・財務においては、グループ企業を含めると多種多様なフィールドがあります。それぞれのフィールドには、多くの先輩たちが真摯に向き合いながら築き上げてきたレールがあります。
そのレールをより良いものへとアップデートする。 新たな分岐をつくる。 さらに先へ延伸していく。そんな志をお持ちであれば、きっとNTT東日本の経理・財務での業務を楽しめるはずです。

何度も繰り返しになってしまいますが、”ヒトも会社も生きているもの”。

だからこそ、これからも経理・財務の面からNTT東日本は変わり続けます。
昨日と同じであり続けることが正解ではなく、変化を受け入れながら成長し続けることが大切です。
NTT東日本の経理・財務には、その変化を支える業務がありますし、時には自ら変化を生み出す業務もあります。

そんな業務に魅力を感じる方であれば、NTT東日本の経理・財務はきっと楽しめるフィールドになると思います。

キャリア採用を検討している方・転職を検討している方へ

NTT東日本で経理・財務という仕事をする具体的なイメージ、そしてならではの魅力は伝わりましたか?
経理・財務領域で奮闘する守家さんの1日を通じて、少しでもあなたが興味を持ってくださったならば、NTT東日本の経理・財務業務を志し、キャリア採用に応募してくださることを心待ちにしております。

※ 所属および掲載内容等は取材当時のものです。