INTERVIEW

社員の1日

”地域との信頼関係”と
”事業構想力”をつなげて、
新たな教育ビジネスをうみだせ。

松本 一生

Issei Matsumoto

企画・開発

営業戦略推進部
営業戦略推進担当

2021年入社

INTRODUCTION

「事業の種は、現場に足を運んで初めて見えてくる。」

NTT東日本で分野を問わず新規事業開発をインキュベーションする役割を担う松本さん。前職では自ら立ち上げたベンチャー企業を牽引するなどし、2021年にキャリア採用として入社しました。現在は高校生や自治体、地域住民など多様な関係者と向き合いながら、教育分野における新たな「学習の在り方」の体型化に挑戦しています。

今回は、転職を検討して本サイトにたどり着いた方向けに、松本さんがキャリア採用としてNTT東日本に転職し、半年間かけて取り組んだ教育プログラムの最終発表会当日を通じて、NTT東日本での新規事業企画の仕事の面白さや難しさを紹介します。

これまでの経歴

新卒で宇宙航空分野の研究開発を担う法人に入構。経営企画部等に所属し、事業計画の策定やベンチャー企業支援に関する業務に携わる。3年勤務した後、2019年に知人とITベンチャーを起業。取締役としてAIを活用したコンサルティング事業やウェブサービス開発を推進。大手保険会社と連携したヘルスケアサービスの開発等を手掛けた後、2021年、NTT東日本に入社。

現在の主な業務

非通信領域の新規事業(農業、eスポーツ、ドローン等)をゼロから立ち上げ、推進する営業戦略推進部に所属。企画からニーズ調査、ビジネスモデル策定、契約交渉、パートナー発掘など事業立ち上げに必要なすべての業務を担う。主に教育分野および医療・ヘルスケア分野での新規事業開発を担当。

企画という仕事の集大成となった思い出深い1日

NTT東日本が企画する現役高校生たちの最終発表会当日

「私がキャリア採用としてNTT東日本に転職してから特に印象に残っているのは、高校生たちによる地域課題解決プロジェクトの最終発表会です。

このプロジェクトは、NTT東日本が企画の中心となって、ドルトン東京学園の高校2年生が山形県飯豊町を実際に訪れ、住民や自治体職員へのヒアリングを通じて地域が抱える課題を自分たちで調査し、その解決策を自ら考え、提案するというものでした。高校生たちにとって、また私たちにとっても、半年間以上にわたる取り組みの成果を披露する集大成の場でした。

発表に臨む高校生たちの姿を見ながら、私は企画段階からどのようにこのプロジェクトを形にしてきたのかを思い返していました。企画が始まった当初は、教育機関や自治体との連携も手探りの状態でした。しかし、多くの関係者と対話を重ねながら企画を磨き上げ、最終的には生徒たちが地域の未来について真剣に考え、自分たちの言葉で提案を行う場を目の当たりにしました。

発表を終えた生徒たちから「地域の見方が変わった」「社会課題を自分ごととして考えるようになった」という声を聞いたとき、この企画が単なる授業ではなく、新しい学びの機会を創出する挑戦だったことを実感しました。NTT東日本として、こういった課題解決型の教育を生徒たちに少しでも届けるにはどうしたらよいか、それを本気で考えるターニングポイントとなりました。」

キャリア採用としてなぜNTT東日本でこの企画に取り組んだのか?

「私はNTT東日本にキャリア採用として転職するまで、ベンチャー企業で新規事業開発や企画に携わりながら、「ゼロから価値を生み出す仕事」に大きなやりがいを感じてきました。その経験をさらに大きな顧客基盤やたくさんのユーザーニーズを拾える場所でも実践してみたいと考え、次の転職先としてNTT東日本へのキャリア採用入社を決めました。

NTT東日本にキャリア採用として入社するまで、なんとなく通信を軸に落ち着いた雰囲気を想像していましたが、転職してみると実際は「もっと新しいものを」「もっと役に立つものを」という切迫感を持って事業企画に取り組んでいることに気がつきました。おそらく転職先を検討している方の中にも、同じような印象を抱いている方が多いかもしれませんが、NTT東日本としてお客さまにできることを何とか考え出そうという必死さがあると私は思います。

そしてNTT東日本の最大の魅力は、通信という枠を超え、地域や社会が抱えるさまざまな課題に向き合えることです。自治体、学校、企業など、多様なステークホルダーとの信頼と関係性を持っているからこそ、一社だけでは実現できない企画に挑戦できます。

この教育プロジェクトの企画もその一つでした。私たちがNTT東日本という立場で目指したのは、高校生に新しい学びの機会を提供することだけではありません。地域課題を起点として、学校、自治体、企業が連携しながら新しい価値を生み出す仕組みそのものをつくるきっかけにしたいと考えていました。そこでこの企画にトライしてみようと至りました。

企画の仕事は、すでにあるサービスを提案することではなく、まだ存在しない価値を構想し、多くの関係者を巻き込みながら実現していくことです。この企画は、まさにその面白さと難しさを象徴する取り組みの第一歩だったと思います。

思い出深い1日から感じた「企画」の面白さと難しさ

NTT東日本以外の関係者を巻き込んで企画を作ること

「企画の仕事は、自分一人のアイデアだけで進むものではありません。むしろ、多くの関係者の想いや期待を訊きながら、一つの方向へ導いていくことが重要だと感じています。

今回のプロジェクトでも、私たちNTT東日本をはじめとして、高校、自治体、地域住民など、さまざまな立場の方々と連携しながら進めていきました。それぞれが抱える課題や期待は異なります。高校であれば教育効果を重視し、自治体であれば地域活性化につながる成果を求めます。一方で、私たちNTT東日本はその企画の事業としての実現可能性や継続性も考えなければなりません。

だからこそ、一方的に企画を提案するのではなく、相手方の話を丁寧に聞きながら共通の目的を見つけていくことを大切にしています。もちろん、関係者が増えるほど調整は難しくなります。立場が違えば実現したいことも多種多様になりますし、時には思いが交錯してすれ違いそうになることさえあります。ただこの仕事の醍醐味は、それを最後に1つの事業として集約してくこと。今回の企画では、生徒にとって本当に意味のある教育を見出すという共通の思いは誰もが同じでした。それが企画として形になった時こそ、この仕事の醍醐味が生まれると感じています。

キャリア採用でNTT東日本に転職して特に感じることは、地域と築いてきた強い信頼関係があることで、うわべではなく本音で意見をぶつけ合い、本気でいい企画を作ろうという空気を生み出せることです。キャリア採用をしてみて初めて得られた実感でしたし、転職しなければ味わえないことだったと思います。」

構想した企画を何度も見直して形作ること

「企画という仕事に対して、「アイデアを考える仕事」というイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし実際には、思いついた企画をそのまま形にできることはほとんどありません。

私自身、これまでキャリア採用として転職するまで過去にベンチャー企業や新規事業開発の現場でさまざまな企画に携わってきましたが、企画とは完成させるものではなく、磨き続けるものだと考えています。現場の声を聞き、新たな課題が見つかれば方向性を修正し、実現可能性を検証しながら内容をアップデートしていきます。

今回の企画でも、当初想定していた進め方を何度も見直しました。高校生にとって本当に意味のある学びになっているか、地域にとって価値ある取り組みになっているかを問い続けながら、関係者と議論を重ねてきました。その積み重ねがあったからこそ、最終発表会で自信を持って提案する生徒たちの姿につながったのだと思います。また、こういった役割は地域に新しい仕組みを社会実装するNTT東日本が担うべきことだとも感じました。

企画することは、正解のある問題を解くことではありません。答えのないテーマに向き合い、多くの人と議論しながら少しずつ形にしていく。その難しさこそが、私がこの仕事にやりがいを感じる理由の一つです。そのためにNTT東日本という広大なフィールドはうってつけだと思っています。」

1日を通して見えたNTT東日本での次のチャレンジ

NTT東日本が教育分野で事業企画することの社会的意義

「最終発表会で高校生たちの提案を聞いて改めて感じたのは、教育には社会を変える大きな可能性があるということです。

今回の企画は、高校生に地域課題について学んでもらうことだけが目的ではありません。実際に地域の方々の声を聞き、自分たちなりの解決策を考える経験を通じて、次の世代を担う人材の成長につなげていくことに大きな意義があると考えています。

一方で、多くの地域では人口減少や担い手不足などの課題が深刻化しています。そうした課題を解決するためには、自治体や企業だけでなく、地域で暮らす人々や若い世代も含めて、地域の未来を考える機会が必要です。今回の取り組みを通じて、教育は単なる学びの場ではなく、人と地域をつなぎ、新たな価値を生み出すきっかけになり得ることを実感しました。

NTT東日本は、通信インフラを提供する会社としての役割に加え、地域課題の解決に取り組んできました。私は教育分野においても、ICTや地域とのネットワークを活用しながら、これまでになかった学びの機会や価値を生み出して行く必要があると考えています。これはキャリア採用としてNTT東日本に転職したからこそチャレンジできることだと思っています。」

企画として描く次のアクション

企画職の仕事は、一つのプロジェクトを成功させて終わりではありません。むしろ成果が見えたからこそ、「次に何が企画できるのか」を考え続けることが求められます。

今回の取り組みを通じて、高校生、学校、自治体、企業が連携することで、新しい学びの形を実現できる可能性を感じました。もちろんこの取り組みは、新しい教育の仕組みを考えるための実証的な位置づけであり、これを基礎として体系化していく必要があります。

また、それ以外にも挑戦できる領域は数多くあります。例えば、中高生だけでなく、社会人が生涯学習する余地があるのではないか、グローバルな視野の教育をスタンダートにする企画ができないか、地域ごとの特色を活かした学習プログラムを展開したりと、構想段階のアイデアもたくさんあります。

NTT東日本には、自治体や企業との強固なつながりがあり、多様な分野の専門人材もいます。その環境を活かしながら、教育分野に限らず、地域課題の解決につながる新規事業をさらに企画していきたいと考えています。

2021年にキャリア採用として入社し、数年が経過した私にとって、企画という仕事を通して次に目指しているのは、NTT東日本で単に新しいサービスを作ることではありません。地域や社会が抱える課題に向き合い、多くの賛同者を巻き込みながら価値を1つの企画という形にしていくことです。今回の発表会は一つの通過点であると同時に、次の挑戦に向けた新たなスタートラインでもあると感じています。」

転職を考えている方々へ【NTT東日本で企画すること】

「NTT東日本にはあらゆる分野に対応できる豊富なソリューション・アセットがあります。
それらを自由に活用できることは新規事業を企画する立場において大きなメリットです。キャリア採用として入社するまでは、グループ会社やパートナー企業の数の多さは想像もできませんでしたが、転職してその多さに驚いた記憶があります。

そして、社会に新しい仕組みを実装する熱意、それに加えて自分で最後までやり遂げる強い意志さえあれば、新規事業を企画し、創出するための環境が揃っている会社だと私は思います。キャリア採用の身として感じたのは、新しい取り組みも社内で協力して進められる文化が根付いていること。探してみるとさまざまな得意分野を持った人材がいるため、NTT東日本社内で連携することで素早く実証実験などを行うことができます。

もちろん、必要に応じて社外のパートナーと協力して事業を進めてることも多くありますが、まずはNTT東日本自社内で小さく始められるということは、新しい事業を企画するうえでの大きな強みです。

さらに、NTT東日本という名の通り、東日本全域に営業担当やシステムエンジニア(SE)がおり、多くの拠点もあります。今回お話しした「地域の課題解決」をテーマにした授業も、東日本エリアの多様な地域に展開し取り組みの輪を広げていくことができるなど、ダイナミックな事業展開を目指せる点も大きな魅力です。

最近では、キャリア採用を通じて転職してくる仲間も増えてきました。それぞれが持つ専門性を発揮して教育分野をもっと盛り上げていこうという意識も共有し合えますし、NTT東日本の新たな収益の柱となる事業を一緒に企画してくれる仲間が、キャリア採用として増えてくれることを心から願っています。

キャリア採用を検討している方・転職を検討している方へ

NTT東日本で企画という仕事をする具体的なイメージ、そしてならではの魅力は伝わりましたか?
企画として奮闘する松本さんの1日を通じて、少しでもあなたが興味を持ってくださったならば、NTT東日本のキャリア採用に応募してくださることを心待ちにしております。

※ 所属および掲載内容等は取材当時のものです。